[イベント] けいおん!!ライブイベント Come with Me!! 感想

2011.3.8 追記アリ

けいおん!! ライブイベント 〜Come with Me!!〜 開催日でした。
色々書いてみますので、よかったらご笑覧ください。

物販がひどい

「パンフレットだけ買えればいいや」と思い、さいたま新都心に朝7時過ぎに到着。
既にご立派な長蛇の列が形成されていたので「まあ、買うには仕方ないよね」と渋々加わることに。

結果、列待機時間が六時間弱。考えが甘すぎました。
『アリーナ一周させられた!』っていう情報が出てきたとき、「なんだそれ。」と一笑に付していた筈が、まさか自分も同じ風に一周するとは。

六時間は、ほんとに地獄でした。寒い、眠い、寒い、無刺戟。
列の動きが鈍すぎてあり得ない。意識をぼんやりとさせながら、ただひたすら歩いてました。
販売ブースを設けていた駐車場に降りてからは、全部客のうちで勝手にしてくださいとぐだぐだな展開。
駐車場に降りるまで三時間、降りてから三時間ぐらい経った気がします。


赤線がだいたいの列の動きです(折り返し回数を多少省いてしまったかもしれません)。


「なんでこんなに時間をかけてまで並んでいるんだろう」と嫌気が差している自分を殺してまで粘り、ようやくパンフレット(+記念に、ストラップ。直前まで買う気が全くなかったのに)を買いました。


物販購入物

パンフレットの中身には大満足です。
(収録内容は公式ブログで公開されていた通りで、ほぼキャスト陣のグラビアといっても過言なし)

が、アリーナに入場してから驚愕しました。


アリーナ内部でもパンフレットを売っていた。


…………すごく遣る瀬無い気持ちになりながら、自分の席に着くことにしました。

セットリスト

敢えて自分で書き起こします。
  1. GO! GO! MANIAC (豊崎)
  2. Listen!! (日笠)
  3. Oh my ギー太 (豊崎)
  4. 青春Vibration (日笠)
  5. Drumming Shining My Life (佐藤)
  6. Diaryはフォルテシモ (寿)
  7. Over the Starlight (竹達)
  8. ウキウキNew! My Way (米澤)
  9. 純情Bomber!! (永田)
  10. Jump (藤東)
  11. いちごパフェがとまらない (豊崎)
  12. ときめきシュガー (日笠)
  13. Honey sweet tea time (寿)
  14. ごはんはおかず (豊崎)
  15. Maddy Candy (真田 with 浅川)
  16. ラヴ (真田 with 浅川)
  17. ぴゅあぴゅあはーと (日笠)/HTT生演奏
  18. U&I (豊崎)/HTT生演奏
  19. 天使にふれたよ! (豊崎、日笠、佐藤、寿)
  20. ふわふわ時間 (豊崎、日笠)/HTT生演奏
EC
  1. No, Thank You! (日笠)
  2. Utauyo!!MIRACLE (豊崎)
W・EC
  1. Cagayake! GIRLS (豊崎)
  2. Don't say "lazy" (日笠)
T・EC
  1. 桜が丘女子高等学校校歌 (ALL)
  2. Come with Me!! (ALL)

ライブメモ

 覚えている限りのネタを書き記しておきます。曲とMCとで分けようと思いましたが、面倒になってしまった。時系列で読めるようにします。

 ……

 『GO! GO! MANIAC』の本来のイントロに入るまでに、バックバンドによるオリジナル・イントロ。最初から痺れるゥ!

 『Listen!!』を歌い終わってから、浅川さんを除くメンバーの紹介。ここでスペシャルサプライズゲストとして(この時点で呼ばれていない浅川さんのことか?と的外れなことを考えていました。)、けいおん!!の監督こと山田尚子さんがまさかの登壇。
 劇場版けいおん!!が12月3日に公開されること、唯達が在学中の時間軸で描かれる(=噂されていた卒業後の「大学篇」ではない)、総集編ではなく完全新作であることを約束。豊崎さんに「日笠のターンだよ!」と振られ、動揺しながらも「12・3はけいおんの日!」という暗記術を残しました。

 HTTメンバーのキャラソンパートでは、各キャラのフィーチャーされた楽器(Gt→Ba→Dr→Key→Gt)によるインスト演出が施されて、ここでも亢奮。
 それぞれ曲の合間に台詞が挟まれていました。佐藤さんは間奏で煽り、竹達さんはイントロ後に盛り上がっているかと確認の一声。寿さんが曲始まりに「じゃすと・あ・もーめんと・ぷりーず」と入れてました(けいおん!!ガイドブックで、ムギのお気に入りの台詞として挙げてました)。

 MCを挟んでから、CD後発三人組の出番。キャラクターソングの通し番号からして憂、和、純の順番で歌唱するかと思いきや、憂、純、和でした。この並びは、ちょっとした伏線として機能しました。なんてこった。
 和のキャラソンの後は、アニメ絵に声を当てたちょっとした小話。桜高の中にある見慣れない謎の間に迷い込んでしまったメンバー。無数のドアが並ぶ部屋にて、「じゃあひとつ開けてみちゃおうか」と提案する唯。3、2、1のカウントダウンが終わると——会場左手からHTTキャスト陣が登場!会場中央ステージに場所を移して、四曲演奏されました。
 『ときめきシュガー』で日笠さんにトラブルが起きましたが、壇上のメンバーは勿論のこと、観客もみんなしてフォローするなど、ほんわかした光景になりました。『ごはんはおかず』はアニメで発表されてから、ライブを意識している曲というのもあって辺り一帯がオレンジに染まり、「1・2・3・4・ごーはん!」を併せて叫ぶときの一体感が素晴らしかったです。

 中央ステージ上でのMCで、ちょっとしたコール&レスポンス。会場を四つに区切り「唯チーム」「澪チーム」「ムギチーム」「あずにゃんチーム」として競うことに。僕は澪チームに割り振られて声を出しましたが、梓チームが一番声を張っていた様な気がします^^; 360度ぐるりと指して「こっからここまでが律チーム!」と宣言する佐藤さんにあわせて、最後は会場全体で。お後がよろしい。
 竹達さんが梓チームを煽るとき「みんなが好きな言葉は?あずにゃんの……」と振り、これはまさか……と会場中に電流が走りました。が、すかさず「あずにゃんの……にゃあ!(猫の鳴き真似)」とフォローを入れて、軌道修正。自他共に認めるぺろぺろが叫ばれてしまうのではないかと、正直ひやひやした一場面でした。

 中央ステージ終了後、暗転した前方ステージでは物々しい雰囲気に一転し、DEATH DEVILパートへ。キャサリン扮する真田さんと、クリスティーナ扮する浅川さん、それに作中メンバー(声優さんではない)のベース、ドラムの方もスタンバイでかなり力が入っていました。炎を上げる装置を使ったり、ライトの使い方も一線を画していたりと、『Maddy Candy』『ラヴ』の二曲の間は濃密なヘビメタ空間となりました。

 DEATH DEVILが終わったあとは、キャスト総出で小芝居。「そうなんだ。それじゃあ私、生徒会室に行くね」と和の役割が確乎としてた台詞は、狙っていたのでしょうか。

 キャスト陣による生演奏の新曲は、『ぴゅあぴゅあはーと』と『U&I』。原曲よりBPMが落ちているので、少し新鮮な気持ちで聴けました。この曲調だと、アニメ再現よろしく白サイリウムは振りづらいかと察しましたが、それでも僕は白を振り続けてみました。
 『天使にふれたよ!』は、けいおん!!20話『またまた文化祭』の演奏後のシーンを中心に編集された映像を流してから(豊崎さんが「皆さんに、少し懐かしんでもらってから聴いていただきたいと思います」とアリ)の歌唱。歌が終わった後、捌けていた竹達さんが舞い戻ってくる際に、涙を浮かべていました。
 そして「次で最後の曲です」と前置きをしてからの『ふわふわ時間』。らじおん!の放送時から練習音源が聴ける曲で、イベント前回のライブでも披露され続けた曲でしたが、演奏の質が格段に上がっているのを実感しました。各人のソロパートが最高の見せ場になっていました。

 1度目のアンコールで『No, Thank You!』と、豊崎さんの「奇跡」を匂わせるMCからの『Utauyo!!MIRACLE』。2度目のアンコールでは、豊崎さんのMCにて「物事には何事にも原点がある」と云う話から、まさかの1期曲『Cagayake! GIRLS』。そして、日笠さんも「この曲をここで歌うなら、もう1つの曲も歌うしかないでしょう」と乗ずる形で『Don't say "lazy"』を披露。既存曲の多さから1期曲の演奏は絶望的と悲観されていたので、これは大きなサプライズと感じた人も多かったでしょう。
 3度目のアンコールでは壇上にピアノが設置され、真田さんがピアノを弾き(真田さんのブログで練習のためのキーボードを借りたとの情報がありました)、前方スクリーンに歌詞を映す演出ありの、会場全体で校歌を合唱。ほんとに最後、ということでバンドメンバー紹介と、各キャストがコメントを残してから、ライブ表題曲「Come with Me!!」で幕を閉じることになりました。

 あっさりと一言で済ませる浅川さん&真田さん、ステージに立てて嬉しかったと永田さん。憂ちゃんに関する温かい手紙を貰ったことの紹介を交える米澤さん、和として一言を添えた藤東さん。泣かない宣言むなしくほろりと涙ぐむ竹達さんに、最年少ながらしっかりとしたコメントを残す寿さん。律への感謝の念が溢れ出て堰を切ってしまった佐藤さんと、言葉がとまってしまうほど涙する日笠さん。そして——HTTリーダーとして、完結に全てを締め括った豊崎さん。
 最後のコメントの雰囲気はこんな感じだったと思います。3人が泣いてしまうのは想定内、でしたよね。

各人の感想など


 豊崎さんはメインVo.として、実に10曲以上歌われました。『GO! GO! MANIAC』『Utauyo!!MIRACLE』は放送当時から人間業じゃねぇ(良い意味で)と評された歌だけあって、完璧に歌い切ったことは賞賛に値します。すごい。MCの回しもほとんど彼女が担っていて、けいおん!!を支える柱として美事なご活躍でした。

 日笠さんもHTTの二大ボーカルとして、豊崎さんに次ぐ曲数でした。歌手活動をしてませんし、この曲数を歌い切るのも相当なプレッシャーを感じることでしょう。ですが、どの曲でもこのライブに尽瘁している思いを犇犇と感じさせる、力強い歌でした。不断のキャラクターからしていじられたり、生てへぺろ(・ω<)☆をかましたりと、場の雰囲気を創り上げた事も含めて功績の大きさは測りしれません。

 二人の功労は特に大きなところがあったので、特筆させていただきました。

 他にも、佐藤さんは、コール&レスポンスで美味しいところを持っていく姿を見ていると、本当にりっちゃんをしてました。寿さんのキーボード捌きは堂に入ってて、目を見張るものがありました。竹達さんも積極的に「盛り上がってますかぁー?!」と飛ばしてくれました。藤東さん、米澤さん、永田さんもしっかりとしたパフォーマンスを魅せてくださいました。
 余談気味ではありますが、真田さんのキャサリンはちょっと可愛げがありました。フライングVを持ってギター音が鳴るとがらりとイメージが変わりましたが。

あとがき

 このライブが無事成功を迎えた要因は、「大好き」の気持ちと、無尽蔵な作品愛に尽きるでしょう。豊崎さんも特にそのことを推した発言が多く見受けられました。この二つのエネルギーが素晴らしき一日を彩らせたのだと思うと、その場の空気に触れられたことの幸福感は何事にも替えられません。
 「今日という日が、皆さんの心にいつまでも残りますように」と述べた竹達さんの気持ちは甚く理解できます。無論、この日の出来事は絶対に忘れることはないでしょう。メディア化されて思い起こす時には、まず間違いなく目頭を熱くさせるに違いありません。

終演後、出演者のブログ報告一覧


終演後、出演者のラジオ報告

2月24日 - 豊崎愛生のおかえりらじお (豊崎愛生)
出演者の中では最速の生コメントとして、ライブを振り返るコメント。「『ありがとうございました』。これに尽きる!」ラジオ内の選曲にもけいおん!
2月24日 - ミューコミ+ (ゲスト:竹達彩奈)
「おかえりらじお」と同日の生放送。コーナー合間のトークにて、ライブを観覧した吉田尚成アナが詳細なコメント。
2月27日 - A&G REQUEST デジスタ (日笠陽子)
Term.1でライブについてのふつおた。読みあげる大亀さん、それを聞きながら涙を浮かべティッシュを要求する日笠さん。相変わらずですな(^^; 大亀さんの参加の感想に、打ち上げ時の裏側の話もありました。
3月8日 - 竹達沼倉の初めてでもいいですか? (竹達彩奈)
ライブ後の収録のため、ふつおたにて触れる。沼倉さんは「陽子ちゃんの顔を見て、泣きながら笑った」とコメント。

(モモノキはチェックしてないのですが、相当語ったようですね)

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……誰に向けて書いたのか、だいぶ不明瞭になってしまった。
途中まで口語書いてたのに修正を加えたり、他人行儀に○○さん縛りをしたり。
たまにはそういう記事でもいいですよね。

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