(映画感想) ANOTHER アナザー (en: Dark Corners)

最近は綾辻行人の同名作品がメディアミックス展開されているので
この映画のことを調べるのも大変なのです。

http://www.imdb.com/title/tt0485376/

「夢と現実が交錯する」のは大好きなのですが、この映画はもうどうしようもなく駄目です。

映画の作りが安っぽくて開始早々見る気が殺げます。
血糊がしょぼいです。
伏線なんてものはありません。

《黒》で執拗にカレンを殺したがる、ナイト・ストーカーについて全く掘り下げられません。
《白》に登場するある人物と重ね合わせられる描写があるのに、それだけでは全く持って意味不明です。
What Happened Again?

そして主役が美人でも可愛くもなくて、始終映される人物にしてはちょっとキツい。
（ソーラさんごめんなさい）

二日続けて良作映画を観たのに水を差されて気分を害しました。
サスペンスとしても認められないです。

The problem is it's unlikely that a satisfying answer will be forthcoming.
There's a point beyond which ambiguity simply becomes frustrating and Dark Corners cruises right past it and keeps on going.
In fact, the film is so confusing that it's quite possible the makers didn't really know what the hell was going themselves.

海外サイトに記されたレビューにも「分かりにくい！」と率直な意見。